品川近視クリニックでICL手術の事前検査を受けてきました。当日の流れや所要時間、アドバイスを書いていきます。
結論として、僕の眼はICL手術の施術が可能でした。しかし乱視までICLで矯正しようとすると眼のサイズ的にレンズの回転のリスクが高めと判断され、乱視の矯正は諦めました。
ICL手術を受ける人へ正確な判断材料を届けるべく、当日の様子を詳細に書いていきます。
よって、簡潔に書くのを放棄しています(笑)
冗長な文章になってしまいますがご愛嬌ということで…。
この記事の続編となるので、よかったら併せてお読みください。↓
裏メンって何?って方はこの記事をご覧ください↓
受付・問診
品川近視クリニック東京院は名前に反して有楽町にあります。
JR有楽町駅を東側に出て徒歩1分のイトシアオフィスタワーの13階に向かいます。
エレベーター降りて廊下を進むと受付がありました。
9:30予約のところ9:20に着きましたがすぐに対応してくれました(この時トイレに行っておくことをオススメします)。
まずは問診です。結構項目があって20分くらいかかりました。
書き終わった問診票を渡すと待合室で待つように指示が。結構大きくて、30人くらい入る部屋で大きなテレビもあります。
怒涛の検査ラッシュ
20分ほど待ち時刻はちょうど10時。名前を呼ばれます。自分の担当は若い男性(以後Tさん)で、一連の検査はTさんが担当すると言われました。
院内には大きな部屋がいくつもあり、それぞれの部屋に様々な検査装置が置かれていました。
検査の内容は視力検査、眼圧検査、網膜の撮影、その他初めてやる検査が多数…って感じで、メガネを着けたり外したりしながら淡々とこなしていきます。
Tさんは検査の都度どういった検査なのか説明してくれました。動作や説明に無駄が無くテキパキとしていましたね。特につらい検査はなかったです。
僕は軽度の乱視があるらしく、乱視矯正の有無による見え方の違いを実際にレンズを入れ替えながら再現してくれました。確かに矯正した方が若干見えやすい。
ICLで乱視も矯正できるらしく、乱視用レンズは片目につき+5万円とのこと。いずれにしろ検査の後で判断しましょうと言われました。
一連の検査が終わり、解析のために少し待つよう言われて待合室で待つことに。ここまでの検査は35分程度かかりました。
施術方法の選択
待合室で待つこと40分、時刻は11:15、ようやく解析が終わったようです。ここからデータをもとに施術方法を選択していきます。担当は女性の方に変わりました。
検査の結果、ICLの施術は可能!…が、乱視用レンズの回転リスクがやや高めでICLでは近視の矯正しかできないようです。
じゃあどうすればいいかというと、以下の3択になるとのこと。
① レーシックで近視も乱視も矯正する→7.5~34.9万円
② ICLで近視を、レーシックで乱視を矯正する→78万円
③ 乱視の矯正はあきらめる→53.7万円
結論から言うと、品川近視クリニック側からは②を薦められましたが、③を選びました。
乱視の矯正をあきらめた理由
そもそも僕がICLを選んだのは、レーシックに比べて
・いざとなったら元に戻せる
・切開範囲が小さくドライアイになりにくい
・ハロ・グレアがおこりにくい
というメリットを感じたからです。
乱視だけの矯正だとほとんど角膜を削らないためハロ・グレアは気にならないだろうとは言われましたが、その他2点が大きすぎました。
それに、今使っているメガネは乱視の矯正が入っていません。それでも気にならず生活できているので近視の矯正のみICLで行うことに。
角膜変性症予防のための遺伝子検査
施術の方法を決めた後、遺伝子検査を行うため別室に通され、そこで遺伝子検査を行う理由をDVDで説明されました。
要約するとこんな感じ
・角膜変性症とは、角膜変性症遺伝子をもっている人がレーシックやICLを受けると発症する疾患
・0.1%以下の確率でその遺伝子をもっている人がいる
・その遺伝子の有無を調べるためにDNA検査が必要
・頬の内側を綿棒でこするだけでいい
・検査料は1万円だが当院で施術を受ければ無料になる
綿棒で頬をこすり、検査キットに綿棒を入れスタッフの方に渡して終了。
散瞳剤で瞳孔を広げる
遺伝子検査の後、瞳孔を広げる目薬を差しました。けっこう沁みます。
30分ほどで薬が効くので、それからまた検査をするとのこと。外出してもいいけど12:35までに待合室に帰ってくるように言われました。
お腹が空いていたので、ビルを出てすぐの所にあった吉野家に行くことに。
外に出ると、日差しが異常にまぶしい。瞳孔が開いているのを感じ、手で日差しを遮りながらなんとか入店しました。
そしてメニューを見ると文字が読めません。近いところがぼやけて見えなくなっており、50cmくらい離すと見えます。
これもさっきの目薬の影響でしょう。老眼のおっちゃんみたいになりながら注文しました。
疑似的に老眼を経験しましたが、結構きついですね
程度の問題もあるでしょうけどあのレベルだと麻雀に支障が出ます
余裕をもって待合室に戻り、言われていた12:35ちょうどに呼ばれてまた検査。
検査はすぐに終わり、ドクターが診察するので待合室で待つよう言われました。
診察
待合室で待つこと25分、時刻は13:05。
診察室へ通され、初めて医者と対面します。HPに載っていた湯川院長でした。
角膜の傷や目の内部を診ると言われ、目を丹念に診られます。
目に問題はないが何か質問は有るかと聞かれました。
施術についてはかなり調べてから臨んだので特に不明点はなく、そこで診察は終了。
診察は10分ほどだったでしょうか。再び待合室に戻ります。
会計
待つこと25分、時刻は13:40。
受付にくるよう案内され、今後のスケジュールや手術前後の注意事項を説明を受けます。
手術前は3日前から目薬を差す必要があるためその目薬も手渡されました。
また、このタイミングでレンズ代19万円を支払います。
この領収証は再発行できないそうです。医療費控除で必要なので大切に保管しましょう。
レンズの準備ができ次第連絡するから、その時に手術日程を決めましょうとのこと。また、僕のレンズは在庫があるようで比較的早めに連絡できると言われました。
次回来るときは施術本番です。
そんなこんなで13:50頃ビルを出ました。滞在時間は4時間30分。事前に調べた通り結構かかりました。
アドバイス
暇つぶしの道具が必要
検査の合間の待ち時間が結構あります。暇つぶしの道具があるといいです。
軽食があるといい
お昼をまたいで検査をする場合、軽食を持参するのがオススメ。
僕は吉野家に行きましたが、瞳孔が開いた状態で外に出ると非常にまぶしいし手元も見えなくて不便です。
目薬の効果は3時間程度
眩しさや手元の見えにくさが無くなったのは点眼から3時間ほど経ってからでした。
もう運転に支障はなさそうでしたが、念のため当日は絶対に運転しないようにしましょう。
クレジットカードの限度額に注意
レンズ代の19万円を事前検査の時に払い、施術の時に残金を払います。カード一括で払う場合はあらかじめ限度額を確認しておきましょう。
次回はいよいよ施術ですね。調べられるだけ調べたので不安はないです。
ラストでーす